LSDのオーバーホール時期について質問を受ける事が有るのですが、
●LSDの交換は、そのままポンと部品を取り替えて終わりのようなものではありません。



★LSDの交換は、そのままポンと部品を取り替えて終わりのような簡単な部品ではありません。
   LSD組込みの際には、専用の測定機具
   (ダイヤルゲージ)と当たりを調べるための液体(光明丹)を使って
   調整しなければなりません。それは、LSD本体に装着するファイナルギアとデフケースの中の
   ピニオンギアの当たり調整をしなければ、たちどころにギアの歯が偏磨耗してしまい、
   ウナリ音やギアの歯が欠けてしまうばかりでなくデフ本来の持っている性能がでないからです。

★LSDオーバーホール&イニシャルトルクアップ
  ソニックレーシングがおこなっているLSDオーバーホールは普通のオーバーホールと
  同じ金額でオーバーホール+イニシャルトルクアップ(部品代別途)ができます。

 ☆新品のLSDを装着した頃からLSDの効きに不満があった方や、
   もう少しデフが効いて欲しいと思っている方はこのメニューを選んでみてはどうですか。

 ☆新品の状態に戻るだけでいいと思う方には普通のオーバーホールを
   選ぶこともできますのでそちらの方をお勧めします。

◇効きが悪くなったCUSCO・NISMO・TRD・他などの機械式LSDは、
  オーバーホールさえすれば元の新品の性能に戻ることができます。
 ★ LSD オーバーホールについて ★

LSDのオーバーホール時期について、よく質問を受ける事がありますが、
使用状況(サーキット・街乗り)、使用しているタイヤのグリップ等やオイルや交換時期等で
磨耗の早さはかなりバラつきがあります。

一般的な機械式のLSDですと、内部のフリクションプレートが、だんだん磨耗していきますので、
意外と気がつかないうちに効かなくなっている場合があります。

コーナー立ち上がりでイン側のタイヤが空転したり、完全に空転しなくても、
トラクションが掛からなくなってきたら(FR車の場合はオーバーステアー・FF車はアンダーステア)
オーバーホールの時期だと思いますので、イニシャルトルクを測ってみると良いと思います。

一般的にオーバーホールは
フリクションプレートの交換がメインですが、調整シムを入れたり、
厚いプレートの設定があるLSDはそれを入れることによってイニシャルトルクを上げることが出来ます。

LSDのプレートは、急に減る物ではないので(プレートが破損した場合は別です)
効き低下していても、それに慣れていまいがちなのですが・・・
実際オーバーホールをすると『全然違います』と言われる事が多いんです。

ソニックレーシングのお薦めは、やはりパーツの豊富さや、供給の良いところのメーカーですね!